デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 第4回「子どもを未来につなげる奨学助成プログラム」の公募情報が公開されていますので、ご案内いたします。

以下、2026年2月3日現在の情報を転記しますので、実際のご応募の際は、デロイト トーマツ ウェルビーイング財団のホームページをご参照ください。

(1) プログラム趣旨

現代の日本社会では、障がいや病気、性的マイノリティなど、心身の特徴による特別な配慮の必要性がある子どもや、貧困、虐待など、周りの環境による特別な配慮の必要性がある子どもなど、様々な配慮が必要な子どもがいます。また、それぞれの子どもが抱える課題や、子どもを取り巻く課題も多岐に渡っています。

そのような中、子どもの生活を支える「保護者」、教育を提供する「学校」、学校外教育を提供する「塾」や生活・学習の支援者としての「NPO」、政策・制度のもとに対応をする「企業」など、各セクターが互いに連携し、多層的に子ども達を応援する構造が必要だと考えます。

そこで、DTWBは、子ども教育分野のプロフェッショナルであるKUMONと協力し、「つながり、つなげ、教育インフラを太くする」をコンセプトに、こども食堂や無料塾等を支えることで経済的な理由などにより困難を抱える子どもがより良く生きるための活動を応援する助成プログラム、【食べる×学べる=Live Well プロジェクト】を展開します。

当助成プログラムでは、子ども達に「食べる」支援を提供しているこども食堂と、子ども達への「学ぶ」支援を行う無料塾等を対象に助成を行い、子どもの「食べる」と「学ぶ」を同時に支援できる環境を整えることで、生活に困難を抱える子どもがより良く生きるための活動を応援します。こども食堂にはKUMONとの連携により「食べる」に加えて「学ぶ」環境を提供し(タイプA)、無料塾には助成金の提供により「学ぶ」に加えて「食べる」環境を提供します(タイプB)。

また、助成のタイプを問わず、子どもたちが自分の将来を主体的に描くための、「学ぶ」先にある、「働く」に繋げる支援、「食べる」支援の複線化・多様化、「つなぐ」支援(支援者間や伴走者との繋がり)にも引き続き取り組んでいきます。

なお、第2回・第3回助成プログラムで設けておりました能登半島地震・豪雨で被害を受けた子どもたちを対象とした助成枠(タイプC)に関しては、第4回プログラムより、当助成プログラムの基本テーマであるタイプA「学ぶ」、タイプB「食べる」の枠組みにてご応募いただく形式に戻ります。つきましては、これまでタイプCをご検討されていた団体様は、活動内容に応じてタイプAまたはタイプBのいずれかをお選びいただき、ご応募ください。

第1回から3回にかけての「子どもを未来につなげる奨学助成プログラム」においては、延べ31団体(うち4団体は3期連続)に対し助成を行い、各団体が支援する子どもたちの「食べる」と「学ぶ」を両立した環境を提供しています。

当助成プログラムはいずれも単一団体での応募が可能ですが、他団体と協働して事業推進する「コレクティブ・インパクト」を期待しています。

デロイト トーマツ グループの源流である監査法人創設において中心的な役割を果たした等松農夫蔵は、「個我を脱却して大乗に附く」という精神のもと、目先の短絡的な利害得失にとらわれることなく、皆で力を合わせて高い理想の実現に邁進しようと働きかけました。

このグループ創設時の精神は、デロイト トーマツ グループの「Well-being社会」の構築に向けた活動に今も受け継がれ、本助成事業における重要テーマである「コレクティブ・インパクト」へと繋がっています。

また、従来から実施しているDTWBの助成プログラムの特徴である「伴走型助成」も継続します。こども食堂や無料塾等とともに、子どもたちを応援したい伴走者をデロイト トーマツ グループ内から募集し、団体の経営に係る事業計画の策定や、認知拡大支援、バックオフィス整備など、助成先のニーズに合わせてマッチングします。

助成に加えて、多様な領域における専門性を有するプロフェッショナルの伴走支援により、生活に困難を抱える子どもがより良く生きるための支援活動を加速します。

上記のように、助成先となる団体に対する資金的支援に留まらず、同様の社会課題解決を目指す複数団体及び伴走者を巻き込んだ事業実施体制を構築することで、個々の強みを生かしながら、これまで難易度が高いとされていた社会課題の解決のスピードを一層加速することを目指し、助成先となる団体と協力者が一緒に「Well-being社会」の構築に取り組むことを期待します。

(2) 助成プログラムの概要

当助成プログラムは、大きく2つの助成タイプに分かれます。

タイプA:こども食堂等を運営する団体に対して、公文式学習※の指導ノウハウや教材等を得るための助成金(小中学生向け こども食堂+学習支援機能)

(1) プログラムの目的

こども食堂を運営している団体に「学ぶ」機能を追加することで、経済的な理由などにより困難を抱える子どもがより良く生きるための環境づくりをサポートすること

(2) 支援内容

  • タイプA, B合計 助成金額:1,200万円(1団体あたりの上限は150万円 )
  • 学習支援:KUMONより、タブレットを利用した学習指導の研修、教材、学習指導のフォローなどを提供(算数/数学・国語・英語の3教科)。こども食堂や学習者のご状況をお伺いした上で、学習する科目・教科数は決定いたします。公文式学習の導入、およびそれに伴うKUMONの支援は、本助成事業 特別価格での提供となり、その支払いに本助成金を利用可能。費用目安については申請様式(別紙Excel)の様式3参照。

(3) 助成期間

2026年6月1日 ~ 2027年5月31日
(※翌期以降も申請により最大3期連続で助成を受け得る)

(4) 応募要件

  • 日本国内でこども食堂を運営している団体であること
  • こども食堂の利用者に、経済的な理由などにより困難を抱える小学生または中学生が含まれていること
  • 学習支援機能の強化または追加に関心があること
  • 学習者の個人情報保護機能があること
  • 助成期間中、KUMONが実施する研修に参加し、公文式学習を活用した学習支援を行う体制を整えられること
  • 公文式学習に必要なタブレット、PC、Wi-Fi環境の準備ができること(タブレットは、助成金の一部利用、また財団からの貸与も相談可能)
    公文教育研究会の推奨スペックはこちら。

(5) 採択団体の役割

  • 団体が運営するこども食堂などに通う子どもたちに対して、助成期間中、公文式学習を活用した学習支援を行うこと。公文式教材に加え、学校の宿題やその他教材を活用することも可能。
  • 助成期間中、学習活用に関しての研修(数回程度)や1カ月に1度程度の学習振り返り会(30分~1時間程度)に参加すること。

※公文式学習について

  • 公文式学習とは、下記を特長とする学習を通し、一人ひとりの「可能性の追求」を目指す教育です。
  • 個人別・学力別学習:学年にとらわれず、一人ひとりにあった箇所を学習できます
  • 自学自習で進む:教えてもらう<自分で学ぶという学習姿勢を大切にします
  • スモールステップの教材:少しずつ難しくなる教材で、たくさん計算の練習を積み重ねます

タイプB:無料塾等、子どもの学力向上を支援する団体に対して、食事支援を行うための助成金(中高生~20歳向け無料塾等+食事支援機能)

(1) プログラムの目的

無料塾等を運営している団体に「食べる」機能を追加することで、経済的な理由などにより困難を抱える子どもがより良く生きるための環境づくりをサポートすること

(2) 支援内容

  • タイプA, B合計 助成金額:1,200万円(1団体あたりの上限は150万円 )
  • 食事支援:無料塾に「食べる」機能の追加

(3) 助成期間

2026年6月1日 ~ 2027年5月31日
(※翌期以降も申請により最大3期連続で助成を受け得る)

(4) 応募要件

  • 日本国内で無料塾等を運営している団体であること
  • 支援対象者に、経済的な理由などにより困難を抱える中学生または高校生が含まれていること
  • 食事支援の強化または追加に関心があること
  • 学習者の個人情報保護機能があること

(5) 採択団体の役割

団体に通う子どもたちに対して、助成期間中、「食べる」支援を提供すること

(3) 助成プログラムの詳細情報

助成プログラムの詳細情報は、申請用ページから公募要領をダウンロードし、ご確認ください。一部情報を抜粋し、以下に記載します。

① 助成期間

2026年6月1日 ~ 2027年5月31日
※翌期以降も申請により連続で最大3期の助成を受けられる可能性があります。

② 助成金額総額(1期あたり)

タイプA, B合計 助成金額:1,200万円(1団体あたりの上限は150万円)

③ 公募のプロセスとスケジュール(予定)

公募期間

2026年1月28日(水)15時~2026年2月27日(金)15時まで

公募プロセス

書類審査
2026年3月上旬から順次開始

1次オンライン対話審査
2026年3月中旬に事務局から順次開始

2次オンライン対話審査
2026年4月中旬から順次開始

助成先となる団体への贈呈式
(東京 丸の内にて対面/オンラインのハイブリッド開催)
2026年5月23日(土)